貸宅地の底地物納


貸宅地とは、建物所有を目的とした賃借権が設定された土地で、地主が持つ底地権と、借地人が持つ借地権とで構成されています。 貸宅地の物納とは、その底地のみを物納することを指します。 底地は物権であるため、物納適格財産となりえるのです。

 


貸宅地となる土地は、国により「借地権割合」が定められています。 一般的には住宅地で60~70%、商業地では70~90%となっており、借地権割合が60%の土地であれば、
相続税評価額の40%分の納税をすることができます。



2021年07月22日